こんにちはシロキです。
今日は筆について。
書道には文房四宝という言葉があります。
書道に於いて欠かすことのできない四つの道具のことで、
「筆」、「墨」、「硯」、「紙」のことをいいます。
「文房」というのは、中国語で文人の書斎のことをいい、そこに備えている道具のことを「文房具」と呼ばれるようになったそうです。
現代では、この四つのどれも日常的ではありませんが、書道では主に観賞用として
書道家さん達の目を楽しませています。
紙は観賞用にはなりづらいですが、大昔の墨や珍しい文様が入った貴重な硯などが観賞用になりやすいですね。
写真の筆は百円均一の筆です。
そのままだとどうやっても書きづらいので、ハサミで毛先を切りました。
外出先や急を要する時に作ります。
毛自体はバリバリで書きづらいので、本格的な仮名書道には向きませんが、
手紙程度でしたらこれで済ませてしまいます。
普段から自分の使いやすいように道具を揃えなさいと、恩師から教わりました。
師の机上には、高級な筆もこうして使いやすいように先が切られている筆もありました。
便利な世の中でも、こうして自分仕様の何かを皆さん持っていますか?
今日もシロキのブログへ来てくださり、ありがとうございます。
良い一日をお過ごしくださいね。
Comments